メールマガジン 2019.5.17. No.85
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湘南心理研究会 コスモスの会 メールマガジン
2019.5.17. No.85
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*発行が遅れ、申し訳ありません。
◇定例会のご報告 …新着1件
◇定例会情報 …3件
◇お知らせ …2件(新着1件)
◇会員からのお知らせ …5件(新着2件)
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定例会のご報告
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◆4月の総会基調講演の報告
4月13日 記念講演
講師:渡辺和宏氏
内容:「道徳教育と学級経営 ~生命輝く子どもを育てる~」
渡辺先生が、学校や教育相談指導学級で子どもたちや保護者、先生方と関わって
きた中でのこれまでの取り組みについてお話していただきました。
1 道徳教育と学級経営
(1)「何を叱る(ほめる)かだけでなく、誰が叱る(ほめる)か」
「何を学ぶかだけでなく、誰と学ぶか、どのように学ぶか」が大切
(2)「子どもにとって生きる基盤としての学級づくり(積極的生徒指導)」
○学校生活・学級生活は、感動で始まり、感動で終わる。
○学校は素敵なところ。
→クラスが楽しいと感じて欲しい。子どもにとって生活の基盤、安心できる
コミュニティ(失敗できる、練習できる)であることが大切。この生きる、
生活の基盤とは、人の良さや自分の良さを知る経験をすること。良さを知ってい
るということは、社会に出て耐えていける力になる。そのために、子どもたちを
理解し、良さを見つけ伸ばすこと、(+)な面を見つける、可能性を見つけるこ
と、(-)→(0)だけ
でなく、(0)→(+)にするものを行うことが大切。
2 子どもたちの現状
(1)子どもたちの状況
例えば、我慢できない子ども、失敗を恐れる子ども、人間関係を作るのが苦手な
子ども、今の自分が不安な子ども〈子どもから発せられる言葉〉
「面倒くさい」「かったるい」「別にいい」など。
考えられる原因として、体験不足・安全第一主義、コミュニケーションの場
の欠如と楽しくて当たり前感覚、子どもだけの世界の欠如。
このような子どもの現状に対し、子ども自身が納得し、自らの意志で「学び、
考え、行動する」子どもを育てていくことが大切。
3 学びを大切にした問題解決
〈子ども、親、教師の関係〉
子どもが抱えている問題に「子ども、親、教師」が一緒に向き合い、共感し理解
することが大切。 また、子どもの前で保護者や先生の悪口を言わない。疑問や
意見は必ず直接話をする。
4 児童指導のポイント
(1)ほめる・叱るとは
「責める」と「注意する」の違い、「怒る」と「叱る」の違いを子どもに教える。
→「注意する」は、相手に良くなって欲しいから伝えること、「叱る」は、学びを
教える、信頼関係を作ることなど。
5 うしろ姿の教育
親がしたように、教師がしたように子どもは育ちます。
一番大事なことは、「子どもの前でいつも明るく元気でいること」
後半は、教育指導相談学級についてのお話をしていただきました。
小田原市には、不登校の児童生徒が通うことのできる、しろやま教室とマロニエ教室
という2つの教室があります。
教室は、子どもたちが生きるエネルギーを貯めること、いきいきとした活動ができる
場所であることを目指しています。
子どもたちとの生活の中で、頑張ろうとする子どもには、「休めてよかったね」とい
う感覚を伝えること、甘えることができない子には、甘える大切さを、子どものこと
を理解し、困り感や心配を見抜いてあげることが大切。また、保護者に対しても、
保護者会や面談を通して子どもについて共に考え、理解していくこと、また保護者の
困り感についても共に考えていく取り組みをしている。
渡辺先生のお話を聞き、子どもとしっかりと向き合い、理解し、子どもの良さを見つ
け、共に考え、寄り添っていくこと、また、安心して失敗し、みんなで学んでいける
場をつくる大切さを学びました。そして、その姿勢は、保護者の方にも同様に大切と
感じました。
内容に入る前に、渡辺先生がギターで、『たんぽぽ』を弾き語りしてくれました。
フロアの皆さんがとてもいい笑顔で聴き、一緒に歌っていました。この渡辺先生の笑
顔やあたたかさ、楽しい時間を作ろうという気持ちが子どもたちにも伝わっているか
ら子どもたちが元気になっていくのだろうなと感じました。
貴重なお話をしていただき本当にありがとうございました。
(文責 高橋)
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定例会情報
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◆5月の定例会
5月26日(日) 14:00~16:00 *日曜開催です。ご注意ください。
場所:小田原保健センター3階 大会議室
【アンガーマネジメント ~「怒り」の理解から子どものイライラの理解と対応へ~】
講師:有村美和氏
(公認心理師・臨床心理士・一般社団法人アンガーマネジメントジャパン理事)
「アンガーマネジメント」とは、1970年代アメリカ発祥の
怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・トレーニングです。
有村氏はスクールカウンセラーとしての活動の中で、
学校の先生方に「子どもがよりよい人間関係を築くために」というテーマで
アンガーマネジメントを活用したかかわりを伝えていらっしゃいます。
支援者として大人として、私たちが子どもたちに関わる上でのヒントを
いただけるのではと思います。
◆6月の定例会
6月29日(土)14:00~16:00
場所:小田原短期大学 保育演習室(3階 303教室)
「職場内コミュニケーションと同僚性」
講師:宮川萬寿美氏(小田原短期大学教授)
保育士の離職率が高い原因には、待遇の悪さや、命を預かる
責任の重さなどもありますが、職場内の人間関係が原因であることも
多いことが分かっています。価値観が合わないとか、さまざまな能力に
差があることは大前提として、多様な人とともに仕事をしていくための
職場内コミュニケーションについて、一緒に考えてみませんか?
◆7月 オープン研修会
7月20日(土)14:00~17:00
場所:未定
「保育・教育と福祉をつなぐ(仮)」
講師:福岡寿氏(北信圏域障害者生活支援センター)
詳細は追ってお知らせします。
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お知らせ
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◆世話人体制について
今回の総会での決議から、今年度よりの世話人及び事務局の体制が
替わりましたので、お知らせいたします。
【世話人会】
顧問:横田俊一郎
代表:小倉直子
総務担当:宮川萬寿美(20年誌担当)、廣井喜代美、村松謙、太田ゆかり、有森恭子
静岡地区担当:鶴岡理恵子、梶原淑恵
通信担当:白石泰夫、橋本友紀
会計担当:瀬戸雅子
書記担当:杉崎雅子
会場担当:井野実知留、高橋千晴
託児担当:上田泰弘、木村麻紀、林香
監事:神山務、田中早苗、柳田裕美
【創設】
久世孝子、ほか
【事務局】
2019年度から世話人会事務局を、小田原短期大学に移転します。
以上、新体制で参ります。
これからのコスモスの会を、どうぞよろしくお願いいたします。
(新代表:小倉)
◆定例会の託児について
定例会で託児を行っています。
必要な方は1か月前までに ご相談いただくよう、申し込み
方式を変更しています。 直前のキャンセルは構いませんの
で、利用するかも、という見込みのある方は1か月前までに
お知らせください。
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会員からのお知らせ
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◆研修会のお知らせ
日本関係学会第18回研修会
講師:信田さよ子先生 (原宿カウンセリングセンター)
「私の臨床実践を振り返る~理論編と実践編」
講師プロフィール:臨床心理士・原宿カウンセリングセンター所長
日本臨床心理士会理事・日本外来精神医療学会常任理事・日本アル
コール関連問題学会理事・日本関係学会運営委員 等
アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイ
オレンス、児童虐待などに悩む人たちをはじめとして、広く家族の
問題のカウンセリングを行っている。著書として『アディクション
アプローチ』『DVと虐待』(以上、医学書院)『依存症』(文春新書)
『依存症臨床論』(青土社)『アディクション臨床入門』(金剛出版)
『母が重くてたまらない・墓守娘の嘆き』『さよなら、お母さん』
『家族のゆくえは金しだい』(春秋社)
「母・娘・祖母の共存するために」(朝日新聞出版、2017)
最新刊は「『性』なる家族」春秋社(2019)
日 程:2019年6月22日(土)午後1時30分~4時30分
会 場:東京家政学院大学 千代田三番町キャンパス 1303教室
アクセス:JR 中央線・総武線 東京メトロ 有楽町線・南北線 都営地下鉄 新宿線
「市ヶ谷駅」から徒歩約8分(地下鉄 A3番出口)
東京メトロ 半蔵門線 「半蔵門駅」から徒歩約8分(5番出口)
東京メトロ 東西線 「九段下駅」から徒歩約12分(2番出口)
参加費:会員2000円 非会員3000円 学生1000円
【問合せ先】 日本関係学会研修委員会
メールアドレス:taihei_sugisan(at)yahoo.co.jp
【申込方法】学会ホームページの申し込みフォームから
お申込みください。
ホームページアドレス :http://kankei-gakkai.jp/congress/index.html
(「日本関係学会」で検索)
◆研修会のお知らせ
NPO法人神奈川県スクールカウンセラー協会(KSCA)では
次のように研修会を行います。
テーマ「緘黙について、学校やスクールカウンセラーに最も伝えたいこと」
講師 シンガーソングライター 若倉純 先生
日時 2019年6月15日(土)13:00~14:45
会場 あーすぷらざ地球市民かながわプラザ ワークショップルーム・創作スタジオ
(JR根岸線 本郷台駅 改札出て左すぐ)
参加費 3000円(非会員)
*事前の申し込みは必要ありません。直接会場にお越しください。
シンガーソングライター 若倉 純さん
プロフィール(『月刊学校教育相談2018年12月号』より)
小学3年生の時に場面緘黙(学校でまったく話せない状態)となり、中学3年生で不登校。
通信制の高校を経て大学に。大学入学後、少しずつ話せるようになり、大学院修了後に
プログラマとなる。しかし、顧客や上司とのコミュニケーションをとるのが苦痛になり、
社交不安障害と診断される。
大学時代、友人とカラオケに行って歌えたことがきっかけで、ボーカルスクールに通い、
28歳で初ライブ出演。33歳でプログラマを辞め、36歳のとき場面緘黙の経験をもとに
「歌声」という曲をつくる。2017年10月にデビューシングル『緘黙の歌声』をリリース。
2018年2月にはNHKラジオ深夜便に4回連続で出演し、大きな反響を呼んだ。
現在、場面緘黙をもっと知ってもらうため活動中。
当日は「歌声」などの曲を歌っていただくとともに、ご自身の緘黙の経験をもとに、ス
クールカウンセラーや学校に対して、最も伝えたいことを語っていただきます。座談会(
質疑応答)の時間も設けます。プロのミュージシャンの生演奏と体験談をお聞きできる、
非常に貴重な機会ですので、皆様、ふるってご参加ください。よろしくお願いします。
(杉崎雅子)
◆「現職保育者向け研修会」のお知らせ
小田原短期大学、乳幼児研究所では現職保育者向けの
研修会を月に1階、土曜の夕方17:00~19:00に行っています。
場所は小田原短期大学の209教室、ふるってご参加ください。
(小田原短期大学、宮川萬寿美、小倉直子)
・5月22日(水)18:00~ 事例検討
(1)「気になる子」と障害児保育
(2)スキンシップはダメなの?不適切な保育って?
・6月8日(土)17:00~ 研修】講師:小倉直子
『5歳児の発達と保育』
・7月17日(水)18:00~ 事例検討
(1)「乳幼児の終わりまでに育ってほしい姿」とは
(2)0.1.2歳、乳児保育どうしてる?
・9月18日(水)18:00~ 事例検討
(1)4歳児の揺れ動く心とクラス運営
(2)運動会、なにしてる?
・10月20日(日)小峰祭
保育セミナーへの参加(詳細は別途)
・11月20日(水)18:00~ 事例検討
(1)「気になる子」と障害児保育
(2)3歳児の言葉をひろう
・12月7日(土)17:00~【研修】講師:小倉直子
『3.4歳児の発達と保育』
・1月22日(水)18:00~ 事例検討
(1)「気になる子」と障害児保育
(2)あの先生とは気が合わない?
・2月15日(土)17:00~ 【研修】講師:宮川萬寿美
『園内コミュニケーションと保育者の同僚性ー連帯と信頼』
・3月4日(水)18:00~ 事例検討
(1)「気になる子」と障害児保育
(2)今年度のまとめと次年度に向けて
・日程未定 EラーニングによるICTの利活用について
◆「支援教育実践研究会」のお知らせ
小田原短期大学、乳幼児研究所では、特別支援教育に関わる教員向けの
実践研究会を行っています。
村上公也・赤木和重「キミヤーズの教材・教具」(クリエイツかもがわ)の
テキストを読みあわせ、実際に明日から使える教材を作っています。
時間:原則第3水曜19:00~21:00
場所:小田原短期大学 別館(研究棟)1階 共同実験研究室
2019年度日程:
6/19、7/31、8/21、9/11、10/16、11/6、12/10、1/8、2/19、3/11
例年開催の「キミヤーズ塾@小田原」は、今年は12月14日(土)午後に
開催予定です。
一緒に学びあい、語り合える場として、どうぞご利用ください。
(小田原短期大学、小倉直子)
◆会員からのお知らせコーナーへの投稿について
会員の皆様にお知らせしたいと思われる、「講演会」「発表会」
「学習会」「催し」などの情報を、
post(at)cosmosnokai.info(投稿専用)
までご提供ください。必要に応じて、世話人会で可否を審議の上、
メールマガジンに掲載して会員の皆様にお届けします。
<投稿のルール>
・原稿はテキストのみ(写真、イラスト、絵文字不可)。
そのままコピー&ペーストで掲載できる原稿でお送りください。
・「講演会」等の情報の場合、主催、日時、場所、申込方法、
連絡先などは、特に間違いや漏れのないよう、よくご確認
ください。間違いがあったとしても、「コスモスの会」としては
責任を負いかねます。
・「コスモスの会」が原稿の内容に手を加えることはありませんが、
不備が明らかな場合や営利目的の広告等、ふさわしくないと
判断される場合には、世話人会で審議の上、掲載をお断りする
ことがあります。ご了承ください。
・記事の投稿の締め切りは、毎月25日とさせていただきます。
6月初めに発行されるメールマガジンに掲載したい場合には、
5月25日までにご連絡ください。
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湘南心理研究会 コスモスの会 事務局
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